[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

座りっぱなしデスクワーカーが取るべき仕事中の行動「たったこれだけでも血流よくなる」

「THE ANSWER」YouTubeチャンネルで「デスクワーカーのコンディショニングにピッタリの5種類のストレッチ」を紹介
「THE ANSWER」YouTubeチャンネルで「デスクワーカーのコンディショニングにピッタリの5種類のストレッチ」を紹介

デスクワーカーのコンディショニングにピッタリの5種類のストレッチを厳選

 そこで、今回は、デスクワーカーのコンディショニングにピッタリの5種類のストレッチを厳選。しかも、デスク周りで簡単に効果的に出来るものをお伝えしましょう。

 もっとも動かしてほしい下半身は、ももの裏(ハムストリングス)と股関節(腸腰筋)、そして臀部(大殿筋)をストレッチします。長時間イスに座り続けると、股関節は曲げたまま、ももの裏と臀部は座面に長時間圧迫され続けるために、血流が滞ります。この3カ所をストレッチすると効率よく血液やリンパ液が巡り、腰の痛みまでやわらぎます。

 特に詰まりやすい股関節は、深層部の筋肉・腸腰筋をしっかり伸ばしていきます。腸腰筋は細かく言うと、腸骨筋と大腰筋という二つがセットになった筋肉です。脚を真っすぐ後ろに伸ばすだけではだけでなく、腕を上げて上体をひねることが、二つの筋肉をしっかり伸ばしきるポイントです。

 上体は腰よりやや上にある広背筋と、胸の筋肉、大胸筋を伸ばします。いずれも座りっぱなしの姿勢が続くと、大きい筋肉にも関わらず長時間動かさないので、血行不良が著しく現れます。胸のストレッチでは、胸郭を大きく開くことで、酸素を体にしっかり取り込みますが、血流を促すだけでなくリラックス効果もあり、ストレスの緩和にも◎。頭もクリアになり、仕事がはかどりますよ!

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

1 2 3 4

中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集