[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

若い男性もなってしまう老人のようなお尻 ヒップアップを叶える大殿筋トレーニング法

「THE ANSWER」YouTubeチャンネルで「扁平尻」にならないためのストレッチを紹介
「THE ANSWER」YouTubeチャンネルで「扁平尻」にならないためのストレッチを紹介

中野トレーナーが自重を使った大殿筋トレーニングを紹介

 そこで、今回は自重を使った大殿筋のトレーニングを紹介します。

 実は大殿筋は自重トレーニングで鍛えようとすると、負荷をのせるのが非常に難しい筋肉です。体の前面にある筋肉、例えば太腿の大腿四頭筋などは、目に入りやすいので、鏡を見ながら筋肉を意識したり、動作を確認したりが容易です。一方、大殿筋のような体の裏側にある筋肉は、目で確認できないため意識して動かすことが難しく、結果、うまく負荷をのせられない、という問題が起こります。

 今回のトレーニングでは簡単に、臀部の筋肉にうまく負荷をのせる、ちょっとした工夫をプラスしました。

 メインの種目は「シングルレッグスクワット」です。お馴染みのスクワットやランジでも殿筋のトレーニングになりますが、こちらは一本足でスクワットを行うため、自分の全体重を負荷にできます。1種目は、途中からはアブダクションをプラス。このトレーニングにより、骨盤の左右の揺れを抑える中殿筋を鍛えましょう。

 2種目目の「シングルレッグスクワット」ではさらに、タオルをつま先の下に敷くことで、強制的に重心をかかとに移動。これだけで、オートマチックに殿筋が使いやすくなります。

 ヒップアップが叶えば、後ろや横から姿を見られたとき、脚も長く見えます。見た目にカッコよく、機能面でも優秀な殿筋に鍛え上げていきましょう。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

1 2 3 4

中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

フィジカルトレーナー、(株)スポーツモチベーション 会員制パーソナルスポーツクラブ『CLUB100』最高技術責任者、PTI 認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー、米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。オリンピアンを始め、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014 年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経 BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
oillio
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集