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「すぐに疲れる」大人の体力不足を解消 通勤時からできる「プラス・ワン」運動法とは

自宅筋トレの「プラス・ワン」プログラム例

 最初は1種目につき各10回×1セット行います。以下、プログラム例です。

【基本のプログラム】スクワット+プッシュアップ 各10回×3セット
【プラス・ワン!<1>回数を増やす】 基本を各15回×3セット
【プラス・ワン!<2>セット数を増やす】 基本を各10回×4セット 
【プラス・ワン!<3>種目を増やす】基本に1、2種目プラスする。

 このように、いずれかの形で「プラス・ワン」をしていきます。こちらも理想は、終わった後に「もうこれ以上できない!」という強度。「スクワット+プッシュアップ+Vシット」の日、「フロントランジ+ディップス」の日など分けて、交互に行いつつプラス・ワンをしていくのもよいでしょう。

 まずは、これまでの生活から「プラス・ワン』」する気持ちで、速歩を始める、スクワットだけやることからスタートするものいい。一つ一つ積みあがっていった結果、疲れにくい体が手に入り、仕事もプライベートも充実するだけでなく、いつの間にか運動習慣も身に付きますよ。

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 人類普遍の悩みともいえるものの一つに、「体の疲れ」。フィジカルトレーナーが、最新医学の見地をもとに、『疲れない体をつくるトレーニング』『疲れない食べ方』から、眠り方、ストレッチ、心の疲れを取り除く方法まで、現代社会に生きるすべての人が日常生活で実践できる「疲れない体づくり」を紹介した一冊。

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(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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