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ずぼらなダイエット民にオススメ リバウンドなく痩せる「一汁一菜」の約束事を紹介

主菜となるおかずをご飯にのせて丼に。「鶏そぼろと炒り卵の二色丼。海苔をトッピングし、不足しがちな海藻類を摂ります。ハムエッグの朝食時に登場した作り置きの豚汁」【写真:中野氏提供】
主菜となるおかずをご飯にのせて丼に。「鶏そぼろと炒り卵の二色丼。海苔をトッピングし、不足しがちな海藻類を摂ります。ハムエッグの朝食時に登場した作り置きの豚汁」【写真:中野氏提供】

まずは2週間に挑戦「人は2週間続けられたことは習慣化します」

○オススメの間食は果物や乳製品

 一汁一菜の弱点を上げるとすると、ビタミン・ミネラルが少なくなりがちな点です。生野菜が食べたい、果物が食べたい、と感じることもあると思いますので、そのときは1品加えてください。ただし、野菜サラダを食べる際、ドレッシングの使い過ぎだけは注意しましょう。

 オススメは、果物を間食として食べること。量は1日1個。バナナ1本、オレンジやキウイフルーツ1個、バナナなら1本ぐらいが適量の目安です。また、乳製品も1日1回は摂りたいので、牛乳やヨーグルトを1日1回食事に添える、あるいは間食にするのも手。食間に小腹が空く方は、午前中は果物、午後はヨーグルトなど、1日2回の間食に分けて摂るのもおすすめです。

○1日3食しっかり食べる

 1回でも欠食をすると、体は体脂肪をため込みやすくなるので、朝・昼・晩、しっかり食べましょう。また、3食とも一汁一菜にしなくてもOKですし、時には、パスタやラーメンを食べる日があってもよいと思います。食事も運動と同じく、日々、繰り返し続けることで効果が得られます。そのためには、ストレスを溜めないことも大事です。

 人は2週間続けられたことは、習慣化します。まずは、2週間、一汁一菜を試してみてください。

 一汁一菜にすると、いくつもおかずを作らなくて済むため、調理のストレスがなくなります。また、口に入れるものもシンプルになり、体も生活そのものも快適になっていきます。

 私のクライアントや、私たちのパーソナルジムが発信する食事のアドバイスの動画を見た方にも、「14日間トライした後も続いています」「献立を考えるのが楽になりました」「食べたいものを食べられるのでストレスがありません」とたくさんの人から食生活が変化した、と大変好評です。

「つらい」「面倒くさい」と思っていた食生活がコントロールできるようになり、結果が出てくると「達成感」だけでなく、自分にもできる!という「自己効力感」も高まります。すると、更に運動をプラスしてみるなど、色々なことにチャレンジするきっかけになります。

 完全に習慣化されると、そうでない食事の方がストレスに感じるようになります。安心して2週間、続けてくださいね。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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