ポルトガルを完封した守護神

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は10日（日本時間11日）、準々決勝でモロッコがポルトガルを1-0で破り、アフリカ勢初の4強入りを果たした。相手の猛攻をしのぎ切ったGKが、試合後に見せた息子との至福の瞬間が話題に。海外ファンからは「可愛すぎるからやめて」「何て可愛いの」といった反響が寄せられている。

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　緊張感は消えていた。強豪ポルトガルを撃破し、勝利の余韻に浸るモロッコの選手たち。中でも至福の時間を過ごしていたのは“ボノ”の愛称を持つGKヤシン・ブヌだ。息子と思われる小さな男の子をピッチに招き入れると、自分のキーパーグローブを手にはめてあげた。小さな体に似合わないアンバランスな大きさのグローブをはめた息子の横でボールを蹴るボノ。最後は息子にしっかりボールを“キャッチ”させた。

　米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」のサッカー専門ツイッターは「ブヌの息子がグローブを脱がせた」とつづり、写真を公開。海外ファンからは心温まるコメントが寄せられている。

「可愛すぎるからやめて」
「愛らしい」
「超可愛い」
「なんて可愛いのでしょう！」
「息子がいたの！？」
「子どもがいたなんてショック」

　ブヌの大活躍もあり、5試合で僅か1失点の鉄壁ぶりでアフリカ勢初の4強入りという快挙を成し遂げたモロッコ。フランスとの準決勝は14日（日本時間15日）に行われる。