八村塁、10試合ぶりチームに同行 ルーキーの“復帰”に指揮官「今夜最高の出来事」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は3日(日本時間4日)の本拠地トレイルブレイザーズ戦を鼠径部の打撲により9戦連続で欠場。しかし負傷後初めてチームに同行し、ベンチから試合を見守った。ウィザーズはカーメロ・アンソニーやデイミアン・リラード擁する相手に103-122で敗戦。2020年初勝利はならなかったが、指揮官はルーキーの“復帰”を喜んだ。
チームメイトとベンチで試合観戦、ブルックスHC「素晴らしい笑顔と精神の持ち主」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は3日(日本時間4日)の本拠地トレイルブレイザーズ戦を鼠径部の打撲により9戦連続で欠場。しかし負傷後初めてチームに同行し、ベンチから試合を見守った。ウィザーズはカーメロ・アンソニーやデイミアン・リラード擁する相手に103-122で敗戦。2020年初勝利はならなかったが、指揮官はルーキーの“復帰”を喜んだ。
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八村がウィザーズに戻ってきた。鼠径部を負傷した12月16日のピストンズ戦以来約3週間、自宅療養を続けていたが、この日は本拠地キャピタル・ワン・アリーナに登場。黒いパンツに黒いジャケット姿でコートに現れた。試合前にはチームメイトと談笑。試合が始まると、同じベナン人の父親を持つイアン・マヒンミの隣に座った。自軍が得点を決めれば、立ち上がって拍手をするなどチームを鼓舞した。
八村の“復帰”にウィザーズのスコット・ブルックスHCも満足げだ。試合後には「今夜最高の出来事」と話し、こう続けた。
「彼が戻ってきてくれて良かった。コートにも戻ってきてほしい。素晴らしい笑顔に素晴らしい精神の持ち主。チームメイトたちも同じように思っている」
今季25試合に出場し、1試合平均13.9得点、5.8リバウンド、1.6アシストを記録する上々のスタートを切っていた。ウィザーズは多くの主力級選手をけがで不在。特にフロントコート陣はセンターのトーマス・ブライアントとモリツ・ワグナーの2選手が離脱するなど手薄な状態だ。指揮官が語ったように、すでにチームにポジティブなエナジーをもたらしている様子の八村の早期復帰が期待される。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)