井上尚弥が「勝ち取るべき」 カネロの“年間MVP”受賞に米識者が異論を唱える理由
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。米誌「ザ・リング」や英誌「ボクシングニュース」では11月7日、さいたまスーパーアリーナで行われたWBSS決勝の井上対ノニト・ドネア(フィリピン)戦を年間最高試合に選出する一方で、井上は年間最優秀ファイターでの選出は逃している。そんな中、米ボクシングメディアの創設者が「イノウエが勝ち取るべきだ!そうじゃないか?」と主張。モンスターこそが2019年最高のファイターである理由を挙げている。
米リング誌は年間MVPにカネロ選出、これに異論の声が
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。米誌「ザ・リング」や英誌「ボクシングニュース」では11月7日、さいたまスーパーアリーナで行われたWBSS決勝の井上対ノニト・ドネア(フィリピン)戦を年間最高試合に選出する一方で、井上は年間最優秀ファイターでの選出は逃している。そんな中、米ボクシングメディアの創設者が「イノウエが勝ち取るべきだ!そうじゃないか?」と主張。モンスターこそが2019年最高のファイターである理由を挙げている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
WBSSバンタム級大会で見事優勝を果たした井上。ドネアとの名勝負を制し、2団体統一王者となった。リング誌では年間表彰で4部門でノミネートされたが、年間最高試合部門での受賞にとどまった。リング誌で年間最優秀ファイターに選ばれたのはカネロこと、4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)だった。
そんな中で、米メディア「ファイトハブTV」の創設者、マルコス・ビレガス氏はツイッターを更新した。
「年間最優秀ファイターはナオヤ・イノウエか、カネロだろう。イノウエに関する論点はこうだ。大会優勝、階級でトップ5以上の実力者と戦う。未来の殿堂入りファイター、ドネアを倒し、階級ナンバーワンになる。完璧なまでにライバルを一掃している。おい、彼が勝ち取るべきだ。そうじゃないか?」
バンタム級の実力者を倒し続け、WBSS王者に上り詰めた井上こそが、年間最優秀ファイターに相応しいと、ビレガス氏は主張していた。
(THE ANSWER編集部)