井上尚弥をまたしても挑発 カシメロ陣営は超強気「イノウエの守備は穴だらけだ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。来年4月に米国で予定される次戦の有力候補に浮上しているWBO王者ジョエルリエル・カシメロ(フィリピン)のプロモーターが「イノウエの守備は穴だらけ」と再度挑発。WBSS決勝で死闘を演じた5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を引き合いに出し「カシメロはドネアの7年前の実力」と優位性を強調している。フィリピンメディア「インクワイアー」が報じている。
プロモーターのギボンズ氏「カシメロは7年前の実力だ」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。来年4月に米国で予定される次戦の有力候補に浮上しているWBO王者ジョエルリエル・カシメロ(フィリピン)のプロモーターが「イノウエの守備は穴だらけ」と再度挑発。WBSS決勝で死闘を演じた5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)を引き合いに出し「カシメロはドネアの7年前の実力」と優位性を強調している。フィリピンメディア「インクワイアー」が報じている。
先月、英国で「11秒KO男」ゾラニ・テテ(南アフリカ)に3回TKO勝ちを収め、WBOタイトルを手にしたカシメロ。伝説の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が経営する「MPプロモーションズ」に所属しているが、そのプロモーターを務めるショーン・ギボンズ氏がまたしても挑発に出ている。
記事によると、同氏は「ノニト・ドネアはイノウエの数多くの弱点を示した。イノウエはオフェンス的に偉大なファイターだが、ディフェンスは穴だらけだ」と指摘したという。これまでも自身のSNSやメディアを通じて、ドネア相手に眼窩底と鼻骨を骨折したモンスターを散々挑発していたが、交渉スタートと報じられても、強気な姿勢は変わらないようだ。
「カシメロは現時点で、経験、パワー、全体的なボクシングスキルで言えば、ノニト・ドネアの7年前の実力だ。彼のスタイルとパワーがイノウエを倒すと本気で信じている」とも語ったというギボンズ氏。「フィリピンの閃光」の異名で知られるドネアの全盛期と同じ実力とカシメロを手放しで絶賛し、高まる激突の機運を大いに盛り上げていた。
(THE ANSWER編集部)