八村塁欠場ウィザーズに救世主か NBAデビューの23歳に指揮官賛辞「素晴らしかった」
パセチニクスはNBAデビューに「こんなにプレーするとは思っていなかった」
2017年のNBAドラフトで全体25位でマジックから指名された23歳のパセチニクス。その後すぐに76ersにトレードされ、スペインでのプレーなどを経て今年の10月にウィザーズ傘下のキャピタルシティ・Go-Goと契約。Gリーグで今季ここまで12試合に出場し、1試合平均10.5得点、5.0リバウンドを記録していた。
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ドラフトから2年、ついにつかんだNBAデビューについてパセチニクスは「こんなにプレーするとは思っていなかった」と予想外であったことを認めつつ、こう続けた。
「Gリーグで準備していたし、コートに立った時は何をすればいいのか理解していた。チームの一員であると感じた」
またNBAのプレーのスピード感について聞かれると、ヨーロッパでスピード感のあるバスケをしていたことに触れ「もちろんGリーグよりも速いけれど、ヨーロッパでスピードの速いバスケットボールをプレーしていた。それでもNBAの方が速いが、特に問題なかった」と戸惑いなくプレーできたことに自信を見せた。
この試合を含め最低5試合欠場が見込まれる八村をはじめ、フロントコート陣が手薄な状態で、次戦からロード4連戦に突入するウィザーズ。急遽チャンスを得た元1巡指名の23歳の活躍は、チームにとって不可欠になりそうだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)