井上尚弥のPFP3位は妥当? リング誌編集長、海外異論を否定「最強と戦い続けている」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級決勝でWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)がノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。米リング誌では全17階級のボクサーの実力を格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」では3位にランクされているが、同誌のダグ・フィッシャー編集長は公式ツイッターで井上への激愛ぶりを披露している。
公式ツイッターでリング誌編集長がファンと舌戦「イノウエはトップ3に相応しい」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級決勝でWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)がノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。米リング誌では全17階級のボクサーの実力を格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」では3位にランクされているが、同誌のダグ・フィッシャー編集長は公式ツイッターで井上への激愛ぶりを披露している。
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リング誌の公式ツイッターで最新号となる2020年2月号を発売開始。文面では「リングマガジンのPFPトップ5 1位カネロ、2位ワシル・ロマチェンコ、3位ナオヤ・イノウエ、4位テレンス・クロフォード、5位ウシク 皆さんのPFPは?」と現在のランク上位5人を紹介し、質問を投げかけている。
この投稿のコメント欄にファンの意見が寄せられているが、フィッシャー編集長は井上のランクに異を唱える海外ファンの声を論破している。「イノウエはバド(クロフォード)より上にすべきではない」の意見に対し、同編集長は「なぜだ? 彼(井上)は階級で最強の相手と戦い続けているだろう。バドはそうではない」と一刀両断。スーパーライト級で4団体統一していたテレンス・クロフォード(米国)より、井上が上だと強調している。
「イノウエはふさわしくない。最近の試合でディフェンスが上手くなかった」という声には、「イノウエはトップ3に相応しい」と断言。トップ5に井上の名前がなかった投稿に対しては、「イノウエが含まれていない時点で自動的に却下」「スペンスが高すぎる。イノウエもいないので、これは自動的に却下」と無双モードのフィッシャー氏。アンチモンスターの声を次々に蹴散らす勢いを見せていた。
海外ファンには「イノウエは3位が相応しい」「同意。でも、モンスターとロマの順位を入れ替えよう」「イノウエはロマチェンコを食うよ」とモンスターを評価する声も上がっていたが、すでに単独で2度もリング誌の表紙にモンスターを抜擢しているフィッシャー編集長は「PFPトップ5にナオヤ・イノウエを入れないボクシングファンは黙認できない」とツイッターで宣言。そのモンスター愛は誰よりも熱いかもしれない。
この投稿の後に行われた14日(日本時間15日)のWBO世界ウエルター級タイトルマッチで、クロフォードは同級1位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ち。序盤苦戦しながらも最終的には地力を見せつけた。井上はキャリア最高位の3傑の立場を守れるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)