天才3人娘で一番“女性の滑り”をしてるのは? 露識者「彼女は未成熟に見えない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルのは16歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が初出場V。2位にアンナ・シェルバコワ(ロシア)、3位にアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が入り、今季シニアデビューした同門の3人が表彰台を独占した。99年にロシア初の世界選手権女王となったマリア・ブッテルスカヤ氏はロシアメディア「russian.rt.com」のインタビューで大会を総括し、「表彰台3人で誰が一番、“女性の滑り”をしているか」の問いに言及している。
元世界女王ブッテルスカヤ氏が母国メディアで大会総括
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルのは16歳アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が初出場V。2位にアンナ・シェルバコワ(ロシア)、3位にアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が入り、今季シニアデビューした同門の3人が表彰台を独占した。99年にロシア初の世界選手権女王となったマリア・ブッテルスカヤ氏はロシアメディア「russian.rt.com」のインタビューで大会を総括し、「表彰台3人で誰が一番、“女性の滑り”をしているか」の問いに言及している。
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GPシリーズの総決算となるファイナルの表彰台をシニア1年目の3人が独占した。ブッテルスカヤ氏は母国メディアのインタビューに応え、大会を総括した。優勝したのは合計得点で世界新記録を樹立したコストルナヤ。「彼女の優勝はSPの後に予測できましたか?」と問われると、母国の世界女王は手放しで称えた。
「正直に言うと、私は彼女のことが特に好きです。今シーズンにおいて、コストルナヤは私のお気に入りです。単純に彼女に関しては文句のつけようがない。滑りそのものにジャンプ、スピン、エモーショナルなもの――すべてが正しくてとても魅惑的。私は彼女を応援しています」
素直に“コストルナヤ推し”であることを認めたブッテルスカヤ氏。かつてフィギュア界を席巻したロシアの先輩エフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワのような成功を期待する風潮があることについては「もしかしたら、そうかもしれません」としながら、冷静さを求めた。
「しかし、今年はまだ彼女にとってシニア1年目です。この3人の少女たちは同じように素晴らしく演技し、これからさらにお互い競い合っていくでしょう。コストルナヤがGPファイナルでは勝ちましたが、それは彼女が明確なリーダーであることを意味しません。他の2人は彼女を追い越そうとして、そう簡単には勝たせないでしょう」