“センター八村塁”を指揮官が評価 窮地のチームで求めるのは「想定外の想定」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が3日(日本時間4日)の本拠地マジック戦に開幕19試合連続でスタメン出場。この日は自身初のセンターで先発し、15得点、6リバウンドとともに自己最多となる4アシストをマーク。チームは120-127で前回対戦で121-125で敗れた同地区の相手にまたも手痛い敗戦。3連敗となった。
故障者続出でポジション変更も自己最多4アシスト記録
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が3日(日本時間4日)の本拠地マジック戦に開幕19試合連続でスタメン出場。この日は自身初のセンターで先発し、15得点、6リバウンドとともに自己最多となる4アシストをマーク。チームは120-127で前回対戦で121-125で敗れた同地区の相手にまたも手痛い敗戦。3連敗となった。
チームのセンター3選手がそろって欠場する苦しい台所事情の中、センターを任された八村。序盤こそ波に乗れなかったものの、終わってみれば3試合連続となる15得点超え。体格で劣る苦しいマッチアップながら6リバウンドを獲得し、冷静な判断で味方選手を活かすプレーで自己最多となる4アシストを記録した。
怪我人続出により、この日すでにウィザーズ傘下のキャピタルシティGo-Goの一員として試合に出場した、アドミラル・スコフィールドとジャスティン・ロビンソンのルーキー2人を招集したウィザーズ。普段スモールフォワードを務めることの多いトロイ・ブラウンJr.もセンターでプレーするなど、難しい采配を強いられたスコット・ブルックスHCは、試合後の会見で八村のプレーについて聞かれ「ファイティングスピリットを持っている」と闘争心を評価した。
「彼は闘い続けた。センターとしてはサイズで劣っても闘い続けるだろう。そして木曜日も、ワグナーが復帰しない限り、エンビードが相手なのでサイズでは劣るだろう」