渋野日向子が激動の1年を回顧 笑顔の裏に苦悩「笑っておかないといけないのかと」
2019年は「謎」、向き合った「スマイルシンデレラ」の愛称
――2019年を一言で。
「謎です。いろんな意味で謎です」
――笑顔が注目された。自分の中で折り合いがつけられたのは。
「『スマイルシンデレラ』とかですよね。すごい定着してましたもんね。一人の時は大体無言なので。一人で笑っていたらおかしいけど“無”ですね。応援されていると自然と笑っちゃうのかな」
――愛称が重荷になったことは。
「自分では全英は笑っているつもりはなかった。ただゴルフを楽しんでいた。『スマイルシンデレラ』と言われたことによって、ずっと笑っておかないといけないのかなと思う時もあった。結局は自分の人生なんだから自分のやりたいようにやればいいと思ったし、応援してくれている人に応えなきゃいけないというところもあったので、自然とバーディーが取れるとにやけちゃう。そういうところを皆さんにお届けしていました」
――自然体になれたのは。
「(9月の)デサント(優勝)かな。それまでは結果を出さないといけないと自分にプレッシャーをかけすぎていて、なかなかゴルフを楽しめていなかった。デサントで切り替えて、オーバーパー記録とかもあったり、そういうのが途切れて何かから解放されたことはあったかもしれないですね」
――来年の目標は。
「開幕は海外の予定です。推薦もらえるかわからないけど、2月の海外の試合に出たいと思うけど。今は五輪しか考えてない。自国開催なので金メダル獲りたいですね。まだ選ばれるかわからないけど」
(THE ANSWER編集部)