渋野日向子、逆転賞金女王へ“スマイル全開宣言”「悔いがないように笑顔で戦う」
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日から4日間、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で行われる。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子(RSK山陽放送)は27日、プロアマ戦で最終調整。逆転での最年少賞金女王のかかる初出場の大会へ、意気込みを語った。
渋野日向子、プロアマ戦で逆転賞金女王へ最終調整
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日から4日間、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で行われる。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子(RSK山陽放送)は27日、プロアマ戦で最終調整。逆転での最年少賞金女王のかかる初出場の大会へ、意気込みを語った。
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賞金ランクトップの鈴木愛(セールスフォース)、同2位の申ジエ(韓国)を追う状況。初出場の大会を前にプロアマ戦を終え「インより、アウトの方が難しい」と印象を吐露。前週は優勝し「無欲で前週はできた。無欲だけど、最終日は負けたくないと思っていた。狙って勝つのが強い選手だと思うけど、私は特に考えないようにしたい。緊張感はない。いつも通りですね。意識的にしているわけではないです」と心持ちを明かした。
賞金女王を争うのは、17年に栄冠を手にした鈴木。渋野は「まだ私の憧れだし、届かない選手。技術も全然、レベルが違う。なので、まだまだ遠い存在という印象は強い。でも、3月よりは1ミリは近づけたのかな」と精神面でやや近づけた手応えがあるという。
最終戦の賞金は優勝が3000万円、2位が1740万円。約1億5300万円を獲得している鈴木は、単独2位以上で2年ぶりの女王となる。約1500万円差で3位の渋野は、優勝して鈴木が3位以下、申が2位以下となれば逆転。単独2位でも、鈴木が10位以下、申が3位以下で逆転できる。
前週は、キャディーや支えてくれる人のために戦うことを意識して優勝。気持ちのコントロールも上達し、強さを発揮した。「今週も自分のためじゃなくて、今まで応援してくれた人たちのために頑張りたい。最終戦なのでしっかり笑顔で終われるように頑張りたい。明日、天気があまりよくないけど、4日間悔いがないように笑顔で戦えたら」と持ち前の“スマイル全開”を宣言した。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)