伊藤雅雪、初の柔道生観戦 人生懸けた戦いに感銘「新鮮でした。一発勝負感が強い」
東京五輪代表選考会の一つとなっている柔道グランドスラム(GS)大阪大会の第2日が23日、丸善インテックアリーナ大阪で行われた。男子73キロ級の2017年世界選手権覇者・橋本壮市(パーク24)は、決勝で66キロ級で五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)に敗れて銀メダル。3年ぶり2度目の大会制覇はならなかったが、親交のあるボクシングの前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)が白熱した五輪争いから感銘を受けた。
ボクシング元世界王者・伊藤雅雪、親交のある柔道・橋本壮市の奮闘を生観戦
東京五輪代表選考会の一つとなっている柔道グランドスラム(GS)大阪大会の第2日が23日、丸善インテックアリーナ大阪で行われた。男子73キロ級の2017年世界選手権覇者・橋本壮市(パーク24)は、決勝で66キロ級で五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)に敗れて銀メダル。3年ぶり2度目の大会制覇はならなかったが、親交のあるボクシングの前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)が白熱した五輪争いから感銘を受けた。
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この日、観客席にいたのはボクシング元世界王者の伊藤だった。橋本とは関係者を通じて食事をする機会があり、互いの競技に共通した減量に関する話題もあったという。1学年下で28歳の橋本について、伊藤は「学年もほとんど一緒で凄く気持ちのいい選手。僕は年末に試合がないので、他の競技も見てみたいと思って1泊の弾丸で見に来ました」と応援に駆け付けた。
初観戦の柔道。同じ格闘技を目の当たりにし「新鮮でした。一発勝負感が強い」と印象を明かした。トーナメントで男子73キロ級はノーシードなら6勝して優勝。単純比較はできないが、数か月に一度しか試合をしないボクサーからすると違いに触れることは刺激になったようだ。
「一日で6試合やるなんて、信じられない。一発勝負を6回勝ち抜かないといけないのは、同じ人間同士がやるので(駆け引きなど)なかなか大変なこと。それで決勝まで残るのは(力を)持っている選手。それで勝ち抜く強さを僕も身につけていかないといけない。いい刺激だと思う。見に来られてよかった。知らない世界を知ることは面白いですね」