宇野昌磨、笑顔を取り戻した4位 ランビエール氏が労う「よくやった、よくやった」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が164.95点、合計252.24点で4位。表彰台こそ逃したが、今大会同行したステファン・ランビエールコーチと座ったキス・アンド・クライでは笑顔を取り戻した。印象的なシーンを海外メディアが公開し、ランビエール氏が「よくやった、よくやった」と労ったことを伝えている。
キス・アンド・クライでランビエール氏に抱かれて“昌磨スマイル”
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が164.95点、合計252.24点で4位。表彰台こそ逃したが、今大会同行したステファン・ランビエールコーチと座ったキス・アンド・クライでは笑顔を取り戻した。印象的なシーンを海外メディアが公開し、ランビエール氏が「よくやった、よくやった」と労ったことを伝えている。
昌磨スマイルが戻った。宇野は冒頭の4回転サルコウで転倒し、続く4回転トウループは回避。取り返すように、演技の後半には果敢に4回転トウループに挑んだ。転倒したが、攻める姿勢を最後まで見せた。キス・アンド・クライでは今大会同行しているランビエール氏に肩を抱かれ、笑みがこぼれた。
今季は専属コーチをつけず、初戦の第3戦フランス杯ではミスをした演技直後、たった一人のキス・アンド・クライで涙したこともあった。しかし、ランビエール氏の隣で昌磨スマイルを見せた印象的なシーンをIOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」公式ツイッターが画像付きで公開し、こうつづっている。
「ショウマ・ウノはロシア杯を4位でフィニッシュ。GPファイナル出場を逃した。しかし、それでも笑顔に」と紹介。さらに、公式サイトでは「ウノは、グランプリにトリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエールと共に出場。自信を深めたように見えたが、4回転トウループの転倒などで、演技は物足りなかった」と伝えた。
それでも「ランビエールは164.95点の合計252.24点では表彰台に届かないと分かっていたであろうウノに『よくやった、よくやった』と声をかけた」と労われたことを伝えている。苦難のシーズン、ようやく掴んだ復調の兆し。ランビエール氏と共に手にしたものを、今後につなげていきたい。
(THE ANSWER編集部)