メドベージェワ、2年ぶりSP首位 復活劇に米注目「支配的なスケーターが帰ってきた」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は15日の女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が自己ベストの76.93点で15歳アレクサンドラ・トルソワ(同)を抑えて首位発進を決めた。元世界女王の美しい連続3回転ジャンプを、ISU(国際スケート連盟)が動画付きで公開。米放送局も復活劇を伝えている。
GPシリーズでは2017年NHK杯以来のSP首位
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯は15日の女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が自己ベストの76.93点で15歳アレクサンドル・トルソワ(同)を抑えて首位発進を決めた。元世界女王の美しい連続3回転ジャンプを、ISU(国際スケート連盟)が動画付きで公開。米放送局も復活劇を伝えている。
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母国ロシアで行われているGPシリーズ第5戦でかつての世界選手権連覇女王が健在をアピールした。
米テレビ局「NBCスポーツ」では演技後のワンシーンに注目。「エフゲニア・メドベージェワがロステレコム杯のSP後にコーチのブライアン・オーサーを見つけると、彼女はため息とともに一言。“ついに”、と」と報じている。
大人な雰囲気を醸す、黒の衣装に身を包んだメドベージェワは3回転フリップ―3回転トウループのコンビネーションを美しく決めると、その後も完璧な演技を披露。GPシリーズでは2年ぶりのSP首位発進で力強い復活を印象付けた。
「前回の五輪の間の4年間で世界で最も支配的だったスケーターがかつてのホーム、モスクワに帰ってきた。平昌五輪以来、SPで自己最高となる76.93で首位に立った」