井上尚弥に挑戦状ネリ ロドリゲス戦は「3~4R決着」予告「俺のスタイル見せつける」
ボクシングのWBC世界バンタム級王座挑戦者決定戦は23日に前王者ルイス・ネリ(メキシコ)がエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。これまでボクシング界を騒がせてきた“問題児”は「3~4R決着」を予告。「俺のスタイルをヤツに見せつける」と豪語しているという。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
WBC王座挑戦者決定戦で闘志「3、4ラウンド程度で勝てるだろう」
ボクシングのWBC世界バンタム級王座挑戦者決定戦は23日に前王者ルイス・ネリ(メキシコ)がエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。これまでボクシング界を騒がせてきた“問題児”は「3~4R決着」を予告。「俺のスタイルをヤツに見せつける」と豪語しているという。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。
記事によると、ネリは米スポーツ専門局「ESPN」スペイン語版に対し、「マニーはいいファイターだが、少し遅いスタイルだ。俺のスタイルをヤツに見せつける。3、4ラウンド程度で勝てるだろう。俺がヤツを捕捉した時、試合は終わる」と早期決着を宣言したという。
記事は、勝てば次戦は現王者のノルディ・ウーバーリ(フランス)とのタイトル戦になることを伝えた上で「その後、イノウエとの挑戦に進むことを願っている」と報じ、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)を制した井上尚弥(大橋)と対戦を希望していると伝えた。
ネリは「この試合(ロドリゲス戦)での勝利は、俺を導いてくれるだろう。タイトルを奪い返す。マニー(ロドリゲス)はウーバーリより難しい相手だろう、彼(ウーバーリ)は完璧な選手ではない」とタイトル奪回に闘志も見せたという。
現在はマニー・パッキャオらを育てたフレディ・ローチ氏から指導を受けているネリ。「スパーリングはとてもタフでキツい、規律ただしくスケジュールをこなさなくてはならない。しかし、自分はそれが好きだ。ジムもこの場所もすべて好きだ。より落ち着いて、集中して訓練ができる」と充実感も覗かせたという。
将来的には井上との激突を視野に入れ、挑戦状も叩きつけているメキシカン。モンスターと相まみえるためにも今回のラスベガス決戦を落とすわけにはいかない。
(THE ANSWER編集部)