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「数年前ならドネアがKOしていた」 井上尚弥をウーバーリが挑発「俺が勝つだろう」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会で、見事に頂点に立った井上尚弥(大橋)。セミファイナルで弟でWBC同級暫定王者の拓真(同)を破り、王座を統一したノルディ・ウーバーリ(フランス)との対戦をリング上で熱望した。一方のウーバーリは「ドネアがイノウエの弱点を晒した。数年前ならKOしていただろう」と早くも挑発に出ている。海外のボクシング専門メディア「ファイトニュース.com」が報じている。

ノルディ・ウーバーリ【写真:Getty images】
ノルディ・ウーバーリ【写真:Getty images】

尚弥がリング上で挑戦状を送ったウーバーリは「俺が勝つ」と自信満々

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会で、見事に頂点に立った井上尚弥(大橋)。セミファイナルで弟でWBC同級暫定王者の拓真(同)を破り、王座を統一したノルディ・ウーバーリ(フランス)との対戦をリング上で熱望した。一方のウーバーリは「ドネアがイノウエの弱点を晒した。数年前ならKOしていただろう」と早くも挑発に出ている。海外のボクシング専門メディア「ファイトニュース.com」が報じている。

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 暫定王者の拓真相手に大差で判定勝ちを収め、王座を統一したウーバーリは同階級でのWBSS決勝についてこう振り返っている。

「相手の母国で防衛戦を行うことは大きな試練だったが、明確に勝利できた。タクマのモチベーションが極めて高かった、簡単な試合ではなかった。2万人の観衆を前に110パーセント出し切っていた。その一方でオレは様々な理由でベストな状態ではなかった。それでも、彼の弱点を数々見つけることができたし、次の試合のパフォーマンスは更に上がるだろう」

 拓真を完封したウーバーリだったが、実は本調子ではなかったと告白。一方で世紀の名勝負となった井上対ドネア戦の質問には自信をみなぎらせていた。

「ナオヤの試合はロッカールームで見たけれど、完全に予想通りの展開だった。ノニトは本当にいい仕事をして、ナオヤの弱点を晒し出した。ある時点ではノニトがナオヤをほとんどKOしていた。数年前のノニトなら自分の仕事をやり遂げていただろう。ナオヤはいいファイターでリスペクトに値する。しかし、それだけだ。それ以上でもそれ以下でもない。彼と戦うなら、俺が勝つだろう」

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