ドネア、2階級上のフェザー級で再起方針 陣営が明かす「減量に集中してほしくない」
井上戦も減量苦か「少しばかり萎んでいるようにも見えた」
「計量で彼を見た際、少しばかり萎んでいるようにも見えた。正直、絶好のコンディションには見えなかった。彼はバンタム級にしてはサイズは大きいし、背も高いんだ。彼が126から118(ポンド)まで落としたことを忘れてはいけない。私は彼に減量に集中して欲しくはない。もっと試合に勝つことに集中させたい」
ドネアは予備検診で身長170.2センチ、リーチ174.0センチ、首回り36.0センチ、胸囲87.0センチを記録。いずれも井上を上回り、決勝の舞台でも体格差を生かし、圧力をかけたが、減量苦があったようだ。
シェーファー氏は「126(ポンド)で戦うことになれば、リオとタイトルマッチができる。ロサンゼルスでビッグファイトになる。ステイプルセンターで数多くのファンを集めることができる」とも語った。
モンスターを追い詰めたフィリピンの英雄は、敗戦でも評価を高めた。活動拠点の米国西海岸で高い人気を誇る36歳は井上との再戦より、フェザー級でメガマッチに挑む道を歩むことになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)