日本のファンは「全て素晴らしかった」 ラプターズHCが「レッツゴー」コールに感謝
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンゲームが8日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のトロント・ラプターズがヒューストン・ロケッツを134-129で下した。NBAの日本開催は16年ぶり13試合目。10日にも同会場で両チームが対戦する。
16年ぶり日本開催、試合中は「レッツゴー、ラプターズ」コールも
米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンゲームが8日、さいたまスーパーアリーナで行われ、昨季王者のトロント・ラプターズがヒューストン・ロケッツを134-129で下した。NBAの日本開催は16年ぶり13試合目。10日にも同会場で両チームが対戦する。
ラプターズは1年を通じて最も成長した選手に贈られるMIP賞に輝いたフォワードのパスカル・シアカムが先発。切れ味鋭いドリブルで魅了すると、30-30の同点から3ポイントシュートでネットを揺らす。一進一退の攻防が続き、本場のプレーに観衆は酔いしれた。ハーデンは第1クォーター(Q)だけで21得点をマークするなど、日本のファンの前でハイスコアの展開に。終わってみれば、134-129の撃ち合いを制した。
試合後、ラプターズのニック・ナースヘッドコーチは(HC)は「試合は悪くなかったと思う。実際に調子を見てみたかった選手がいる。まだシーズンがスタートしたばかりなので両チームからターンオーバーが多すぎた」と試合を回顧した上で「オフェンス重視でファンにとってエンターテインメント性の高い試合になったと思う」と満足げに語った。
試合中には「レッツゴー、ラプターズ」のコールもあった。指揮官は「全て素晴らしかった。非常に盛り上がっていたね。『レッツゴー、ラプターズ』はいろんな都市で受けられるけど、東京(会場は埼玉)で受けられて良かった。世界中にファンがいると実感する」と日本のファンの盛り上がりに感謝していた。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)