中村匠吾、26歳最後の日の激走 大学時代からのライバル「BIG4」撃破できたワケ
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・明治神宮外苑発着)が15日に行われ、30人が出場した男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で1位となり、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに東京五輪に内定。日本記録保持者の大迫傑(NIKE)は終盤で競り負け、3位となった。残り1枠は今後3つの対象大会で争われる。会見に出席した中村の主な一問一答は以下の通り。
試合後の会見で回顧「4強が注目され、逆にプレッシャーなく挑めたのがよかった」
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC・明治神宮外苑発着)が15日に行われ、30人が出場した男子は中村匠吾(富士通)が2時間11分28秒で1位となり、2位の服部勇馬(トヨタ自動車)とともに東京五輪に内定。日本記録保持者の大迫傑(NIKE)は終盤で競り負け、3位となった。残り1枠は今後3つの対象大会で争われる。
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会見に出席した中村の主な一問一答は以下の通り。
――感想を。
「MGCの出場権を獲得して1年半、よかったこと、うまくいかなかったことあった。いろんな方に支えられて今日まで来て、ベストなパフォーマンスをできたと思う。ここから1年、精一杯頑張りたい」
――最後に勝負を仕掛けた判断について。
「40キロ付近で仕掛けるのがベストかなと。特にどこで仕掛けるかは決めていなかったけど、余裕を持って坂で仕掛けられた。自信を持っていた。予報ではそこまで気温は上がらないと。暑さに強いのは強み。42キロで7、8月は東京で何回か練習した。設楽さんが仕掛けて2分以上開いたけど、焦ることなくスパートかけて自分のタイミングを見極めて走れたのではないか」
――終盤に大迫と並んだ時は。
「ラスト1キロに追いつかれた時は焦りもあったけど、試走した時にラスト1キロがポイントになると思っていた。うまく余力を残して仕掛けられたので、予定通りのレースだったのかなと思います。体調自体はよかったので、勝負所を見極めるだけだった」
――設楽悠太が大逃げで前に出た時の心境は。
「記者会見でも言ったいたので、ある程度速いレースになると思っていた。誰かついていくのかなと思って、冷静に見ていた。後半勝負と思っていたので、最終的な42キロ勝負だと思っていた」