八村塁に続き篠山竜青も足負傷で欠場 10人の逆境に指揮官「顔を上げて勇気を持て」
米国戦で孤軍奮闘の馬場「いないメンバーがいるからこそ…」
「いないメンバーがいるからこそ、さらに日本一丸になれる。さらに強固になったバスケが見られると思う。ラマス監督からも方向性を伝えられて、一つになった気がする。変化を恐れずに堂々とプレーしたい。僕の役割としてはリングにアタックすること。攻守でアグレッシブにいく。米国戦だけだと思われてはいけないし、コンスタントに力を出せるようにしたい。僕が先頭切ってやりたい」
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8月の強化試合で日本が1勝1敗だった相手がニュージーランド。初戦は八村が両軍最多の35得点を挙げるなど大暴れして勝利に導いたが、連勝を狙った2戦目は3ポイントシュートだけで39点を奪われるなど、87-104の大量失点で敗戦。八村は両軍最多19得点を記録したが、1戦目と異なり厳しいマークがついた。ディフェンスの穴を突かれ、フリオ・ラマス監督は「誰が見ても完敗。ディフェンスを改善しないといけない」と語っていた。八村、篠山がいない中でどれだけできるか試される。
ニュージーランドにNBAプレーヤーはいない。1次リーグではモンテネグロに勝利したが、ブラジル、ギリシャに敗れて敗退した。順位決定戦は2次リーグに進出できなかった16か国が、4グループに分かれ、2試合で17位から32位を争う。1次リーグの勝ち点を引き継ぎ、1次リーグで対戦した国とは戦わない。この日はシュート練習などで汗を流した日本。9日には世界ランク28位のモンテネグロと対戦する。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)