問題児ネリがさらにスケールアップ!? カネロ育てた名伯楽レイノソ氏に師事
ボクシング前WBC世界バンタム級王者で同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)は先月20日(日本時間21日)にフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に9ラウンドKO勝ち。WBCのベルト返り咲きの機を虎視眈々とうかがっている。昨年3月の山中慎介とのタイトルマッチの前日計量で体重超過で王座を剥奪されて以来、無冠状態となっている問題児だが、米メディアはネリの“チーム・カネロ”入りを報じている。
カネロらを育てた名伯楽のもとでさらなる成長を遂げるか
ボクシング前WBC世界バンタム級王者で同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)は先月20日(日本時間21日)にフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に9ラウンドKO勝ち。WBCのベルト返り咲きの機を虎視眈々とうかがっている。昨年3月の山中慎介とのタイトルマッチの前日計量で体重超過で王座を剥奪されて以来、無冠状態となっている問題児だが、米メディアはネリの“チーム・カネロ”入りを報じている。
米メディア「ボクシングシーン.com」によると、ネリはカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)のトレーナーを長きにわたって務めていることで知られる、名伯楽エディ・レイノソに師事することになったという。
記事によると「長い間カネロだけを指導してきたレイノソだが、新たに彼の門下に(ネリを)加えた」と明かしている。レイノソは長年カネロのみを指導してきたが、現在はほかに25戦全勝(20KO)のWBO世界フェザー級王者オルカル・バルデス(メキシコ)や、スーパーフェザー級で18戦全勝のプロスペクト、ライアン・ガルシア(米国)らのトレーナーも努めているという。
ネリの復帰時期は明らかになっていないが、今年中にもう1戦するだろうと予想されている。
バンタム級戦線ではWBA&IBF王者の井上尚弥(大橋)の対抗馬とも目される悪童ネリが、カネロを筆頭に数々のハードパンチャーを育てた名伯楽のもとで、さらにスケールアップする可能性が高そうだ。
(THE ANSWER編集部)