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世界が求む「ポスト・ボルト」 サニブラウンが海外メディア選出の後継者にノミネート

陸上の世界選手権(ロンドン)は10日(日本時間11日)、男子200メートル決勝に出場したサニブラウン・ハキーム(東京陸協)は、後半に右太もも裏の痛みで伸び悩み、20秒63で7位に終わった。それでも、ドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」は、同種目の史上最年少ファイナリストを称賛。今大会後に引退を発表しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)の後継者候補に選出している。

史上最年少ファイナリストとして臨んだ200m決勝…右太もも裏の痛みで20秒63の7位

 陸上の世界選手権(ロンドン)は10日(日本時間11日)、男子200メートル決勝に出場したサニブラウン・ハキーム(東京陸協)は、後半に右太もも裏の痛みで伸び悩み、20秒63で7位に終わった。それでも、ドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」は、同種目の史上最年少ファイナリストを称賛。今大会後に引退を発表しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)の後継者候補に選出している。

18歳の若武者は運命の決勝、序盤の戦いで世界のトップランナーと互角に渡り合った。

 その後右太もも裏の痛みで失速し、2003年パリ大会で銅メダルに輝いた末続慎吾以来となるメダルの夢は散ったが、サニブラウンは海外メディアから「ポスト・ボルト」としてスーパースター候補に推されている。

「ロンドンはスーパースターを探している」と特集を組んだのは、ドイツ紙「ターゲスシュピーゲル」だ。

“人類最速”の名を欲しいままにしたボルトが、今大会を最後にトラックから去る。国際陸上競技連盟(IAAF)会長のセバスチャン・コー氏は大会前、「彼が引退することは悲しい。彼はセンセーションだ。人々とここまで結びついた存在はモハメド・アリ以外にいない」とボクシング界のレジェンドを引き合いに出してコメントしたが、記事ではスプリント界が次なるカリスマの登場を待ち望んでいるとその候補者たちを紹介している。

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