井上尚弥戦へ、辞退示唆ドネアが前向き姿勢 パッキャオに刺激「歳は数字にすぎない」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)と対戦する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)。決勝の期日と会場が未定という現状からドネアが決勝辞退を示唆したことを受け、主催者側が11月開催を発表し、波紋を広げていたが、フィリピンの猛者は「メンタルとフィジカルを2か月半準備したい」と新たに発言。激突に前向きな姿勢を示している。フィリピン地元テレビ「ABS CBNニュース」が報じている。
11月開催の激突を受け入れた様子「2か月半、心身ともに鍛えていきたい」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)と対戦する5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)。決勝の期日と会場が未定という現状からドネアが決勝辞退を示唆したことを受け、主催者側が11月開催を発表し、波紋を広げていたが、フィリピンの猛者は「メンタルとフィジカルを2か月半準備したい」と新たに発言。激突に前向きな姿勢を示している。フィリピン地元テレビ「ABS CBNニュース」が報じている。
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米メディアでドネアはWBSS主催者側と連絡がつかない状況に加え、当初の決勝の期日が7月と通達されていた事実を明かし、「しばらく連絡がないようなら、私もプロモーターも先に進むことになる」と辞退を示唆するなど、不信感を示していた。しかし、記事によると、11月開催のモンスターとの激突を前向きに受け入れた様子だ。
「(WBSS決勝について)我々はまだいつどこで戦うのか知らされていない。全てにおいてフィジカル的に、メンタル的に準備を進めるだけだ。2か月半、我々には心身ともに鍛えていきたい」
ドネアは早期開催を求めていたが、11月までの調整期間を最大限に活用する意向を示している。ドネアは同胞で6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)対キース・サーマン(米国)とのタイトルマッチをラスベガスで観戦し、40歳のパッキャオの勝利に刺激を受けたという。
「自分自身、マニーのように自分を律している限り、現時点で年齢は数字にすぎない。重要なことは健康で自分を信じ続けること。長期間にわたって、状態を整えることができる」
下馬評を覆し、10歳年下の無敗王者サーマンを倒した不惑の英雄パッキャオ。衰え知らずの同胞に続き、36歳のドネアも10歳年下の井上相手に勝利を掴み取るつもりのようだ。
(THE ANSWER編集部)