[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥には勝てない!? ネリ、鮮やかKOにも米リング誌記者「これで本命はナオヤ」

ボクシングの前WBC世界バンタム級王者で同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)が20日(日本時間21日)に同4位フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と米ラスベガスで対戦し、9ラウンドKO勝ちを収めた。WBCシルバータイトルがかけられた一戦で、デビュー以来の連勝を30(24KO)に伸ばしたネリは常々、IBF・WBA世界王者の井上尚弥(大橋)に挑戦状を叩きつけていたが、米ボクシング専門誌「リング」のライアン・ソンガリア記者は「ナオヤ・イノウエが本命馬ということになるだろう」と分析している。

井上尚弥との対戦を要求しているルイス・ネリ【写真:Getty Images】
井上尚弥との対戦を要求しているルイス・ネリ【写真:Getty Images】

モンスターとの対戦を要求しているネリ、米記者は「イノウエが本命」と分析

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者で同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)が20日(日本時間21日)に同4位フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と米ラスベガスで対戦し、9ラウンドKO勝ちを収めた。WBCシルバータイトルがかけられた一戦で、デビュー以来の連勝を30(24KO)に伸ばしたネリは常々、IBF・WBA世界王者の井上尚弥(大橋)に挑戦状を叩きつけていたが、米ボクシング専門誌「リング」のライアン・ソンガリア記者は「ナオヤ・イノウエが本命馬ということになるだろう」と分析している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 昨年10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)初戦で井上に衝撃の70秒KO負けを喫したパヤノ相手に、山中慎介とのタイトルマッチでドーピングと体重超過という2度のスキャンダルを起こし、タイトルを剥奪された問題児ネリは序盤のKO勝ちを宣言していた。だが、中盤まで老練なドミニカの猛者の手数に手こずった。

 それでも、最後はネリがパワーで押し切った。9ラウンドにコーナーに追い詰めると強烈な左ボディショットで、ネリはパヤノをマットに沈めた。元王者対決を制したが、常々対戦要求している二団体王者のモンスター相手には分が悪いと専門家は見ている。

「フアン・カルロス・パヤノの顔は腫れ、鼻血に左まぶたは閉じていた。ルイス・ネリ相手に9回まで持ち込んだのはある意味驚きだが、これで、ナオヤ・イノウエが本命馬ということになるだろう」

 こうツイートしたのはリング誌のライアン・ソンガリア記者だ。横浜の舞台で開始70秒でのワンツーでパヤノの意識を刈り取ったモンスター。一方のネリはその相手に9回まで粘られていた。モンスター越えのインパクトをラスベガスで与えることは困難だったようだ。

 井上戦を常々切望し、挑発を繰り出していた問題児ネリだが、専門家はもし将来的な対戦が実現した場合でも、勝ち名乗りを受けるのはモンスターだと予想していた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集