村田諒太、スパー初公開で被弾覚悟の攻撃「行くしかねぇって状況なら」 手数も増加
初回から動くプラン「前回みたいにならないのは確か」
前回のブラント戦直後に自ら「完敗」と認めたが「思ったより、相手にパンチはなかった。それは怖くはなかった」と光明も見えた。だからこそ、恐れずに前に出られる。
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「前みたいにガードを固めて『はい、打ってください』だったらサンドバッグになる。それじゃ僕らは10回、15回、20回でも打てる。そういうボクシングをさせないことですね」
手数が増えると、一発、一発のパンチ力は落ちるのではないかという懸念も生まれる。しかし、村田はそれを否定した。
「結局、タイミングなので。じゃあマン振りで倒すのがいいかというとそうじゃない。今まで倒しているパンチはマン振っているかというとそうじゃない。あまりそれは考えてない」
今回の調整では、初めてスパーを公開。確かにこれまでと異なる姿があった。これまでの序盤は打たせて体力を削り、中盤以降に仕留めにかかるというプランはない。「始めから行こうと思う。判定だろうが、KOであろうが、しっかり自分で流れを作る。流れの中で倒せたら。スロースタートで相手に流れを持っていかれるのはよくない。スタートから行くのは心がけて練習してきた」。“スロースターター卒業”でリングに上がる。
5日でスパーを打ち上げる予定。減量は残り2.5キロまで来た。「前回みたいにならないのは確かだと思う」。初防衛で自信を得たブラントからベルトを奪う準備はできている。
(THE ANSWER編集部)