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ゴロフキン、カネロとの3度目対戦は道険し 米メディア分析「カネロは望んでいない」

ボクシングの元世界3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)は今月8日(日本時間9日)に再起戦で勝利。3団体同級統一王者でカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)との3度目の対戦へ機運が高まっているが、迎え撃つ形となるカネロはほかの相手との対戦を望んでいると、米メディアが報じている。

サウル・“カネロ”・アルバレス【写真:Getty Images】
サウル・“カネロ”・アルバレス【写真:Getty Images】

再起戦を飾ったゴロフキン、3度目の対戦へ機運が高まっていると見られていたが…

 ボクシングの元世界3団体ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)は今月8日(日本時間9日)に再起戦で勝利。3団体同級統一王者でカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)との3度目の対戦へ機運が高まっているが、迎え撃つ形となるカネロはほかの相手との対戦を望んでいると、米メディアが報じている。

 今月8日の再起戦でIBF世界ミドル級8位、WBC15位スティーブ・ロールス(カナダ)に4回2分9秒KO勝ち。貫録を見せつけたゴロフキンは試合後に「カネロへの準備はできている!」と呼びかけ、さらにファンからも3度目の再戦を望む声が上がっていた。

 だが、カネロにとってGGGは最優先する相手ではないようだ。米専門メディア「ボクシングニュース24」は「カネロはGGGとの3試合目に興味なし、カラム・スミスもしくはコバレフを望む」の見出しで、両者の思惑の違いを伝えている。

 カネロは過去にゴロフキンと2度対戦し、1勝1分。ゴロフキンにとっては再浮上のために是が非でも戦いたい相手に違いないが、カネロにとってはそうではない。

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