井上尚弥は日本人初4階級制覇の井岡一翔をどう見た? 「意識しないということはない」
「日本人初とかそういう記録を目指しているわけではない」
無敗で3階級制覇を果たした井上自身は今後、4階級、5階級制覇を狙っていくのだろうか。
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「タイミングですね。日本人初とかそういう記録を目指しているわけではない。自分の実力が発揮できる階級でやり続けて、一個上(スーパーバンタム級)が適正だと思ったら上がるし、それが記録に関わるならそれもタイミング。あえて記録を作るために上がるという考えはない」
複数階級ありきではなく、あくまですべては「タイミング」だと強調する。
「今回の(日本人初)も狙ったわけではないです。結果的にこうなっただけ。嬉しいことではありますけど、だから満足するかといえば別ですし」
5本のベルト獲得の偉業も、あくまで積み重ねの結果。充実感に浸るのは、WBSSの決勝ノニト・ドネア(フィリピン)との大一番の後となるのだろうか。「35歳まで現役」を公言する26歳の絶対王者は、ただ一歩一歩目の前の道を歩み続けていく。
(THE ANSWER編集部)