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錦織が演じた驚異の粘り 「23/29の勝率」に海外メディア称賛「最終セット最高選手」

テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦で第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同38位のブノワ・ペール(フランス)を6-2、6-7、6-2、6-7、7-5で下し、2年ぶり3度目の8強進出を決めた。日没順延により2日間、3時間55分に及んだ死闘を制した錦織をATP公式サイト、海外メディアも称賛している。

全仏オープン準々決勝進出を決めた錦織圭【写真:Getty Images】
全仏オープン準々決勝進出を決めた錦織圭【写真:Getty Images】

驚異の最終セット23勝6敗に称賛「信じるか信じないかは別として…」

 テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)は3日、男子シングルス4回戦で第7シードで世界ランク7位の錦織圭(日清食品)が同38位のブノワ・ペール(フランス)を6-2、6-7、6-2、6-7、7-5で下し、2年ぶり3度目の8強進出を決めた。日没順延により2日間、3時間55分に及んだ死闘を制した錦織をATP公式サイト、海外メディアも称賛している。

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 ベスト8をかけ、実に2日間に及んだ死闘。第4セットには錦織の強烈なショットがペールのラケットにすっぽりとハマるという珍事もあったが、結末は劇的だった。最終セット、錦織がブレークを許しながら土壇場で底力を発揮。最後はペールを退けた。2戦連続のフルセットの激闘を制したが、名勝負を戦い抜いた錦織に称賛の声が上がっている。

 ATP公式サイトは「ニシコリが再び生き残る:次はナダル」と見出しを打ち、「信じるか信じないかは別として、オープン化以降、ディサイディングセット(試合を決するセット)最高の選手であるケイ・ニシコリは、試合を決するセットに敗れたこともあるが、このローランギャロスでの2週間はそれを拒否し続けている」と最終セットの歴代最高勝率を誇る錦織の粘りを称えた。

 また、米ヤフースポーツも「ニシコリが2日間の5セット試合を制する」と報じ、「ディサイディングセットになった時、ケイ・ニシコリに期待しよう」と言及。試合はアンフォーストエラーが目立ったものの、要所で好ショットが出たことについて触れながら、5セット制における最終セットの勝敗は29戦を戦い、23勝6敗に伸ばしたことも伝えている。

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