セリーナ騒動 怒りのティエムに重鎮ら理解「誰もが待つべき」「大会側はお粗末」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で3回戦勝利後、男子世界ランク4位のドミニク・ティエム(オーストリア)が記者会見中に敗退の決まった女子元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)の要望で退室を命じられ、激怒する事態が発生。セリーナ騒動に波紋は広がり、4大大会優勝6度のボリス・ベッカー氏(ドイツ)らテニス界の重鎮もティエムの怒りに理解。「セリーナを含む誰もが待たなければいけない」と同情している。米地元紙「ワシントン・ポスト」が報じている。
会見の退席を巡る騒動、ベッカー氏「セリーナを含む誰もが待たないといけない」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で3回戦勝利後、男子世界ランク4位のドミニク・ティエム(オーストリア)が記者会見中に敗退の決まった女子元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)の要望で退室を命じられ、激怒する事態が発生。セリーナ騒動に波紋は広がり、4大大会優勝6度のボリス・ベッカー氏(ドイツ)らテニス界の重鎮もティエムの怒りに理解。「セリーナを含む誰もが待たなければいけない」と同情している。米地元紙「ワシントン・ポスト」が報じている。
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女子シングルス3回戦でノーシードのソフィア・ケニン(米国)にストレート負けを喫したセリーナ。試合後の行動で物議を醸している。3回戦で勝利したティエムの記者会見中、通常は勝者の記者会見終了を待つのが慣例のところ、セリーナは主催者側へすぐに記者会見場を用意することを要望した。
この煽りを受けたのがティエムだ。会見場の退去を命じられると激りを露わに。記事によると「誰が会見場に座っているかは関係ないこと。会見していたのがジュニアの選手でも同じだ。ロジャー・フェデラーやラファエル・ナダルはこんなことを絶対にしないと100%確信しているよ」と苦言を呈したという。
続く3日の4回戦で世界17位のガエル・モンフィス(フランス)をストレートで下した後も不快感を隠そうとしなかったという。「もし、彼女が僕を見たなら、待っていた方がマナーは良かったかもしれないね。彼女には多少の過ちがあったと思う。そして、係員の多少のミスもあったと思う。これ以上、この問題については触れないよ」と語ったという。