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井上尚弥のV予想に待った アンカハスは互角主張「ドネアのフック決まれば勝負あり」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する決勝について、ドネアの同胞でIBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は「フィフティ・フィフティ」と互角予想。

井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】
井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】

WBSS決勝で戦うドネアの後輩王者が持論「フィフティ・フィフティだ」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOで下したWBA王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦する決勝について、ドネアの同胞でIBF世界スーパーフライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は「フィフティ・フィフティ」と互角予想。36歳のレジェンドの誇る必殺の左フックに警戒を呼びかけている。フィリピンメディア「ABS・CBNニュース」が報じている。

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 マカオで行われたIBF総会で井上とともに表彰されたアンカハス。記事によると、IBFの年間最優秀賞に選ばれたプリティ・ボーイは1階級上のバンタム級の頂上決戦について、こう語ったという。

「フィフティ・フィフティだ」

 海外のブックメーカーやメディアは井上の圧倒的優位と分析しているが、アンカハスはフィリピンのレジェンドと井上の試合を互角と予想した。

「イノウエは若いが、強い。モンスターと呼ばれるのは、その強さが理由だ」。スーパーフライ級時代の井上と対戦の可能性があったアンカハスは、井上の怪物級の強さを認める一方で「ドネアはベテランの戦いができる。経験がある」と主張したという。

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