井上尚弥、WBSSで沸騰した評価 主催者「当初は“良いパンチャー”の認識だったが…」
WBSSの意義は「世界にそのファイターが最強と知らしめるプラットフォームだ」
注目の舞台で過去にダウン経験のないロドリゲス、そして、KO負け初体験となったパヤノを圧倒した井上は、ハードパンチャーの枠を越え、PFPトップを伺う存在として国際的な認知度を高めたとザワーランド氏は分析している。
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「それがこの大会の存在意義なんだ。世界にそのファイターが最強と知らしめるプラットフォームだ。大会も評価に値するが、参加するリスクを負い、最強と戦うボクサーにこそ評価が必要なんだ」
ザワーランド氏はこうも語ったという。スーパーフライ級時代の井上は対戦相手に逃げられ、統一戦が実現しないという王者の悲哀を味わった。真の階級最強の称号を手にするため、猛者との対決を厭わないファイターの闘争心も評価していた。
大会を通じて、国際的な名声を高めることに成功したモンスター。そして、戦慄のKOマシーンをシーズン2の主役にできたWBSS。まさに相思相愛の関係と言えそうだ。
(THE ANSWER編集部)