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問題児ネリ、王座復帰の道は遠い!? 米メディア分析「タイトルマッチの目処立たず」

「転級しない限り、WBCのタイトルを狙うのは最短でも2020年に」

 そして、拓真がWBC正規王者に輝き、兄のIBF・WBA王者の井上尚弥(大橋)がWBSS優勝した場合、さらなる苦境に直面することになるという。

「イノウエ兄弟がタイトルマッチで最終的に勝利した場合、ネリは他の大多数のファイターよりも窮地に陥ることになる。メキシコの無敗ファイターは昨年3月、長期防衛に成功していたシンスケ・ヤマナカを連続KO時、相当の計量超過で日本ボクシング協会から永久追放を受けている」と報じ、続けて「不名誉な元王者は8か月前の初戦ではドラッグテストで、禁止薬物のジルパテロールが検出されていた」とも伝えている。

 山中との2試合でドーピングと体重超過のスキャンダルを起こし、日本ボクシング界から永久追放された問題児について「たとえ、ネリが指名挑戦者となったとしてもスーパーバンタム級かフェザー級に転向しない限り、WBCのタイトルを狙うのは最短でも2020年を目安としているだろう」と今後の展望について分析している。

 まさに身から出た錆とも言える不名誉な元王者の現状。過去には何度もモンスターに挑戦状を突きつけている男は今後、どんな道を歩んでいくのか。井上兄弟との対戦は実現するのか、バンタム級戦線のダークホースとなりそうだ。

(THE ANSWER編集部)


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