井上尚弥にWBC王者が挑戦状 最強兄弟との“連戦”意欲「すぐに戦えることを願う」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒TKOで下したWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。決勝戦では5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)と戦うモンスターに、WBC世界バンタム級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)から統一戦の挑戦状が届いた。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
7月にV1戦行うWBC王者ウーバーリが井上に挑戦状
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒TKOで下したWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。決勝戦では5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)と戦うモンスターに、WBC世界バンタム級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)から統一戦の挑戦状が届いた。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
「フィリピンの閃光」と呼ばれるレジェンドとの頂上決戦を控える井上に、早くも大会優勝後を見据えた挑戦状が届いた。
相手は7月6日にカザフスタンのヌルスルタンで初防衛戦が決まったWBC王者ウーバーリだった。
記事では「ウーバーリの相手はまだ確定していないが、彼は最終的に統一戦でナオヤ・イノウエとの対戦を希望している」と報じ、さらにWBC王者のコメントも伝えている。
「これが自分の初防衛戦になる。この後の目標は統一戦になる。イノウエとすぐに戦えることを願う」
キャリア15戦全勝のファイターは1月にルーシー・ウォーレン(米国)とのタイトルマッチで勝利。チャンピオンに輝いたばかり。モンスターの実弟で、WBC同級暫定王者の拓真(大橋)との防衛戦がWBCから義務付けられている。