井上尚弥、衝撃の259秒を「楽しかった」と振り返った理由は? 「1回終了時点で…」
1回終了時点で感じた余裕「感触的に負けはしないだろうと…」
――1度ダウンを取って、このラウンドで仕留めようと思った?
「効いているのはわかっていたので、いけるかなというのはありました。(2度目のダウンの)ボディーはあえて狙っていきました。1番効いたのはボディーですね。前回、見た試合でも(ロドリゲスの)ボディーは強くないなと。1回ダウンを取って、相手も上半身に意識がいっているので、そこで下にいきました」
――試合前に言っていた技術戦はできた?
「でも、面白かったですよ。自分もやっていてパンチが当たらない感覚はありましたし、逆にパンチも少しはもらいましたし。楽しかったですよ。それが2回で終わったというだけで。試合が長引けば、お互いに緊張感がとけて、良さがでてきて、もっとボクシングとして面白い展開になっていくんじゃないかと、1ラウンドが終わった時点で思っていたので」
――それくらいの余裕があった?
「ありましたね。1回終わったところでも、感触的に負けはしないだろうという気持ちの余裕はあった。長引くかなというのはありましたが、2ラウンド目の接近戦でいいパンチが当たったと」
(THE ANSWER編集部)