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英ヘビー級衝撃の“噛みつき失格”に新展開 対戦相手は擁護「僕の意見では彼は…」

“被害者”のブライスはアリの行動を擁護

 一方で“被害者”のプライスはアリの行動を擁護している。英BBCが試合後の発言を伝えている。

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 記事ではアリのボクシングライセンスが停止となり、聴聞会を控えていることを紹介。さらに、かつてアリとスパーを行うなど、相手のことをよく知るプライスは、噛みつきについて「らしくない」と語っているという。

「奇妙だった。ショックを受けたよ。噛みちぎることもできたと思う。でも彼はしなかった。そこまで強く噛まなかったんだ。そうはしたくなかったからね。僕の意見では、彼はただ退場させられたかったんだと思う。アドレナリンが高まっていなかったら、もっと痛かったと思う。でも突然で予期せぬことだったから、あまり痛みは感じなかった」

 ブライスはこう語っており、アリは退場させられるために暴挙に出たのだと推測している。ブライスは序盤のラウンドでも「何回か噛んだ」ともコメントしており、「試合に入ると、僕はトレーナーのインストラクションや、自分の考えに集中していた。でも最初のゴングが鳴る前から、彼は興奮していた。リングをうろうろと歩き、僕を見据え、叫んでいた。僕は冷静だった」と改めて状況を振り返っている。

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