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英ヘビー級衝撃の“噛みつき失格”に新展開 対戦相手は擁護「僕の意見では彼は…」

英国でのボクシングの試合中に相手の腹部に噛みつき、失格になるというまさかの珍事が発生。実際の瞬間を海外メディアが動画付きで公開すると、公開から2日が経過し再生回数は90万回を突破。海外ファンに「タイソンが戻って来た」「永久追放にしろ」など波紋を呼んでいたが、噛みつかれた対戦相手が擁護するという新展開に発展している。

カッシュ・アリがデビッド・プライスに覆いかぶさるようにしてリングに倒れ込む【写真:Getty Images】
カッシュ・アリがデビッド・プライスに覆いかぶさるようにしてリングに倒れ込む【写真:Getty Images】

タイソン彷彿のまさかの行動、噛みつかれた対戦相手はどう証言したのか

 英国でのボクシングの試合中に相手の腹部に噛みつき、失格になるというまさかの珍事が発生。実際の瞬間を海外メディアが動画付きで公開すると、公開から2日が経過し再生回数は90万回を突破。海外ファンに「タイソンが戻って来た」「永久追放にしろ」など波紋を呼んでいたが、噛みつかれた対戦相手が擁護するという新展開に発展している。

 3月30日(日本時間31日)に英リバプールで行われた国内ヘビー級マッチの5ラウンドだ。

 カッシュ・アリ(英国)がもつれ、相手のデビッド・プライス(英国)に覆いかぶさるようにしてリングに倒れ込んだ。次の瞬間だ。アリは仰向けになったプライスの腹部辺りに顔をうずめたまま、主審が離せそうとしてもなかなか離れない。しかも、プライスは苦悶の表情を浮かべている。

 ようやくアリがはがされたが、異変はプライスの体が物語っていた。胸の下、左腹部付近が7~8センチくらいの大きさで赤く腫れている。あろうことか、アリはプライスに噛みついていたのだ。すぐさまプライスは“事件”をアピール。主審も事態を察知し、失格を宣告したのだった。

 耳を噛みちぎったマイク・タイソンを想起させる衝撃的な事件に、アリは観客から飲み物を投げつけられながら会場を後にし、長期に及ぶ出場停止処分も浮上しているという。

 過去15戦15勝だった27歳のアリ。英ボクシング番組「iFL TV」に対し、本人が「愚かなことをした」「言い訳の余地はない。初めての大舞台で本当に興奮していた。戦う準備はできていた。粗野なメンタルが働いてしまった。馬鹿だったよ」と謝罪していた。

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