逆転サヨナラ勝利後の振る舞いが反響

　極めつけは、劇的なサヨナラ勝ちを収めた23日（同24日）のツインズ戦での振る舞いだ。

　9回2死無走者からフリーマンの逆転サヨナラ打を放ち、フィールド上では歓喜の輪ができた。殊勲のフリーマンを味方が称える光景があった一方、大谷はその輪に加わる直前、ベッツにゆっくりと駆け寄って声をかけ、肩を組んだ。7月の打率が1割台と不振に悩むベッツを、サヨナラ勝利の起点となったことで称えた。

　ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」公式Xが実際の映像を公開。X上のファンからは「ベッツと大谷さんの肩ポンポンが泣けてくる」「後から追う大谷君が　ムーキーに声を掛け　2人で抱き合ってから　向かって行ってるの見て　もっと涙出た」などの声が上がり、ファンを虜にしていた。

　球宴ブレーク後、徐々に調子を上げつつある大谷。25日（同26日）から始まるレッドソックスとの敵地3連戦でも活躍に期待が懸かる。