ザギトワ最大のライバルか 露専門家が「警戒する必要がある」と語る選手とは?
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われる。日本勢ではSP(ショートプログラム)2位の坂本花織(シスメックス)、7位の紀平梨花(関大KFSC)、8位の宮原知子(関大)が首位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)を追うことになるが、海外の専門家が注目を寄せるのはSP3位のエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)だ。SPでは自己ベストを大きく更新した19歳は、フリーでは4回転サルコーを跳ぶ予定で俄かに脚光を浴びている。
SP3位トゥルシンバエワはフリーで4回転に挑戦
フィギュアスケートの世界選手権は22日、女子フリーが行われる。日本勢ではSP(ショートプログラム)2位の坂本花織(シスメックス)、7位の紀平梨花(関大KFSC)、8位の宮原知子(関大)が首位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)を追うことになるが、海外の専門家が注目を寄せるのはSP3位のエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)だ。SPでは自己ベストを大きく更新した19歳は、フリーでは4回転サルコーを跳ぶ予定で俄かに脚光を浴びている。
虎視眈々と表彰台を狙っている。四大陸選手権では紀平に次ぐ2位に入ったトゥルシンバエワだが、フリーでは4回転サルコーを決めればメダルに大きく近づくことになる。148センチと小柄なスケーターに注目を寄せているのは、2002年ソルトレイクシティー五輪アイスダンス銀メダリストで振付師のイリヤ・アベルブフ氏だ。ロシア紙「コムソモリスカヤプラウダ」で「彼女は過小評価されていると思います」と語っている。
「フリーで彼女はトップ3に残る大きなチャンスがあります。私は彼女のフリーをユニバーシアードで見ました。4回転ジャンプは最後の部分まできれいに跳べませんでしたが、残りのエレメンツは難しく、輝かしくて質が高いものだった」