井上尚弥の存在は脅威か「全く」 同門・力石政法の世界戦相手が断言「俺はいち選手なので…」

ヌニェス「リキイシは俺をKOすると言った。さて、どっちが先にKOするかな」
負けられないのはヌニェスも同じ。「まさか日本に来られるとは思わなかった。試合が待ち遠しい。コンディションは100%。チームで練習したことを信頼し、必ず勝つ」と意気込んだ。力石は自身より9センチ高い177センチの長身サウスポー。初対面となったが、作戦に修正点はない。
「試合のプランはもう出来上がっている。隣にいてとても落ち着きを感じるし、28日はいい試合になると思う。リキイシは俺をKOすると言ったけど、さて、どっちが先にKOするかな」
大橋ジムには世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が所属する。莫大なファイトマネーでジム環境整備に一役買うだけでなく、アドバイスで後輩たちのレベルも上がる。力石もその一人だ。しかし、ヌニェスは井上の存在が脅威になるかという問いに「全く心配していない」と即答した。
「むしろオオハシ(秀行)会長には感謝している。(来日後は)同じ素晴らしいジムで練習させてもらえたこと、いろいろなものを用意してくれた。リスペクトするし、イノウエを本当にリスペクトしている。ただ、俺はいち選手なので、そのリスペクトをもって勝ちたい」
この日はヌニェスをプロモートする英興行大手・マッチルーム社のエディー・ハーン氏も出席。「日本のボクシングは凄く盛り上がっていますが、今回の試合で日本のファンに謝らなければならない」と切り出し、「ヌニェスは凄く強い選手。おそらくヌニェス選手が勝ってしまうことを謝りたい」と勝利を確信した。
「ヌニェスを3年くらいプロモートしている。指名挑戦権を持っていたけど、これまで相手に逃げられた。間違いなく勝つし、パウンド・フォー・パウンドで言えばパンチ力は一番。だから、日本に何の躊躇いもなく来た。メキシコではすでにスターだが、ここで勝てば世界的スターになるだろう」
27日は試合会場の横浜BUNTAIにて、ファンの前で公開計量が行われる。メインイベントでは、WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)との2度目の防衛戦に臨む。
(THE ANSWER編集部)
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