ボクシング世界戦で強烈発言を連発「一方的に殴る」 すでに心理戦、武居由樹がその意図を説明

ユッタポンは対照的「日本が大好き。本当に温かく迎えてくれる」
バンタム級の王座は、WBCに中谷潤人(M.T)、IBFに西田凌佑(六島)、WBAにアントニオ・バルガス(米国)が就き、WBAには目の手術を受けた堤聖也(角海老宝石)も休養王者として存在する。6月8日には中谷と西田の王座統一戦が予定。対戦を熱望してきた那須川天心(帝拳)も11月に世界初挑戦を見据えているが、武居は「今は考えていない」と目の前の一戦だけを視界に入れた。
ユッタポンも「体調は100%のところまで来ている」と順調ぶりをアピール。王者を横目に「初めて会ってワクワク。緊張状態が高まって絶対倒したいと思った。そのためにベストを尽くしたい。王座は明後日変わるだろう」と宣言した。
武居がタイ人を苦手にしていた過去を聞いたが、「リングではどちらがいい練習をしてきたか、どちらが強いかだけを見てもらえるのだと思う」と強調。「日本でも有名な大きいジムの選手と戦えるのが光栄。アマチュア時代から日本が大好きです。本当に温かく迎えてくれる。日本に戻って来られて嬉しい」と武居とは対照的にリップサービスを繰り返した。
武居はこれまで同門の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の前座で戦ってきたが、世界戦では初めてメインイベントを務める。デビューから8戦連続KO勝ちだったが、昨年5月の世界挑戦から2試合連続で判定決着となった。27日は横浜BUNTAIにてファンの前で公開計量が行われる。
セミファイナルでは、IBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法(大橋)が同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)と王座決定戦を行う。
(THE ANSWER編集部)
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