怪我の少ない理由「間違いなく彼は…」

　37歳にして未だ衰えを知らない王者の怪我への強さを、錦織は絶賛していた。華麗なショットを自由自在に決めるレジェンドだが、健在には理由があるという。

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「間違いなく彼は誰よりも激しくトレーニングしている。みんな見る機会はあまりないけれど、絶対にすごく練習していると思う。彼の打ち方はあまりに滑らか。どんなショットを打つ時でも、まったく体に負担をかけているように見えない。多くの怪我をしない最大の理由はそこだと思う」

　1999年にプロデビューを果たしたフェデラー。フォアハンド、バックハンド、ボレー……。いかなるショットも美しいフォームで決める滑らかさこそが、輝き続けられる理由と錦織は分析していた。