井上尚弥、WBSS準決勝開催決定も… 米記者が「現時点ではまだ分からない」と語る理由
大会自体の金銭面などにも不安が
「2週間前、バランチェクのマネジャーであるデイブ・マクウォーターは、バランチェクがトーナメントから撤退することをESPNに伝えていた。翌日、バランチェクの撤退にも関わらずWBSSはバランチェク対タイラー戦が5月18日にグラスゴーで行われることを発表した」
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バランチェク陣営はWBSSから撤退の意思を伝えていたが、それを振り切る形で主催者側は発表に踏み切ったという。
「バランチェクは金銭的な問題、大会側とのコミュニケーション不足やグラスゴーでの試合を強いられることが要因となって撤退したと、マクウォーターは語っていた」と同記者は説明。さらにトーナメント自体が財源や、ファイターへの報酬など様々な問題を抱えていることも伝えている。
「そのため、準決勝は最低でも4月から6月頃まで延期となった。この問題があるにも関わらず、ロドリゲス対イノウエ戦は正式に発表された」
WBSSスーパーライト級の開催には不透明な点が多いだけに、バンタム級にもその余波が及ぶ可能性がある。ファンが待望するカードがようやく決まっただけに、すんなりと開催にこぎつけられることを祈るばかりだ。
(THE ANSWER編集部)