【名珍場面2018】井上尚弥、“戦慄の左”の決定的瞬間の1枚を公開 「ゾーンに入っていた…」と告白
2018年も、もう残り僅か。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はボクシングのWBAバンタム級王者・井上尚弥(大橋)。10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦を圧勝した直後に自身のインスタグラムで公開した“戦慄の左”の決定的瞬間だ。元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をワンツーによる70秒KOの呼び水となった“左ジャブ”の瞬間を捉えた1枚の写真を披露し、自身で「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…」と告白すると、ファンからは大反響を集めた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―10月のWBSS1回戦で披露した“戦慄の左”の決定的瞬間に反響
2018年も、もう残り僅か。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回はボクシングのWBAバンタム級王者・井上尚弥(大橋)。10月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦を圧勝した直後に自身のインスタグラムで公開した“戦慄の左”の決定的瞬間だ。元WBAバンタム級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)をワンツーによる70秒KOの呼び水となった“左ジャブ”の瞬間を捉えた1枚の写真を披露し、自身で「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…」と告白すると、ファンからは大反響を集めた。
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まるで合成写真を見ているかのような1枚だ。世界を震撼させた70秒KO。井上がインスタグラムを更新し、自身で決定的瞬間の画像を公開した。
パヤノに対し、左腕を伸ばした井上。その拳はガードの間を抜き、相手の顔面を捉えている。左腕は逆方向にしなり、曲がっているかのようにさえ見え、しかも鍛え上げられた筋肉が際立つ。ただ、視線は鋭くパヤノを捉えており、なおかつ、右拳が今にも弾けんばかりに放たれようとしている。直後の右ストレートにつなげる決定的瞬間を至近距離から写した1枚だ。
投稿では、この瞬間の感情について告白している。「内側から打ち抜くジャブ。これで右ストレートに繋げる距離タイミングが完全一致!!」とつづり、さらに「この瞬間はスローに感じるほどゾーンに入っていた…。過去ナルバエス戦でしかなかったゾーンが再び…」と回想。なんと過去に1度しかなかった「ゾーン」の領域に突入していたという。
画像を見たファンから「腕が…合成写真っぽい」「腕が伸びてるみたい」「左ジャブの筋肉ヤバイ」とコメントが相次ぐなど、目を奪われた様子。井上はKOの呼び水となった左ジャブから右ストレートのワンツーは練習をしてきたと試合後に明かしていた。「尚弥ゾーン」で放たれた戦慄のパンチの興奮が再び、甦ってくるようだった。
井上は現在、来春を予定するWBSSの準決勝、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦へ向けて調整を進めている。2018年は2試合をわずか182秒で終わらせた“モンスター”。次なるファイトではどんな衝撃を与えてくれるのか――。今から楽しみで仕方がない。
(THE ANSWER編集部)