井岡一翔は「サムライ魂の持ち主」 王座争う相手陣営は最大警戒「イオカは試練だ」
WBO世界スーパーフライ級3位の井岡一翔は12月31日、マカオで同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)との王座決定戦で、日本人史上初の4階級制覇に挑む。同じく4階級制覇を狙うニエテスはパウンド・フォー・パウンドで世界10傑に選出される猛者だが、同陣営は「サムライ魂の持ち主」と井岡の強さを最大限警戒している。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
大晦日に王座を争うニエテス陣営が井岡を警戒
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級3位の井岡一翔は31日、マカオで同級1位のドニー・ニエテス(フィリピン)との王座決定戦で日本人史上初の4階級制覇に挑む。同じく4階級制覇を狙うニエテスはパウンド・フォー・パウンドで世界10傑に選出される猛者だが、同陣営は「サムライ魂の持ち主」と井岡の強さを最大限警戒している。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
大晦日のマカオ決戦に向け、セブ島で合宿を張っているニエテス。現在は米国人トレーナーのニック・カーソン氏の指導を受け、4階級制覇に向けた準備を進めているが、フィリピンの強豪の腹心は最大限の警戒を怠らなかった。
「カズト・イオカ? 簡単にはいかない。3階級王者だ。29歳で技術もある。彼は試練だ。我々が乗り越えなければいけない試練だ。だから、我々がイオカを軽んじるようなことはないんだ」とカーソン氏は語ったという。
記事によると、井岡の不屈の魂も高く評価。「カズト・イオカは日本のファイターだ。SAMURAIの魂の持ち主だ。戦士は絶対に屈しないものだ。さらに、彼はとても賢いボクサーだ。イオカにはサムライの魂がある。それは事実だ」と称賛している。