メドベージェワ復活なるか― ロシアの名コーチが提言する2つのポイントとは?
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは、女子では紀平梨花(関大KFSC)の衝撃的な初優勝で幕を閉じたが、2018年のフィギュア界の熱い戦いはまだ続く。20日開幕の全日本選手権と同様、大きな注目を集めているのがロシア選手権(20日開幕)だ。ロシアのトップスケーター達が一堂に会するビッグイベントには、平昌五輪金メダリストでGPファイナル2位のアリーナ・ザギトワや、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワらが出場。今季不振が続くメドベージェワに対して、同国の名コーチが復活のカギを提言している。
五輪金メダリストを指導した名コーチが復活へのカギを提言
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは、女子では紀平梨花(関大KFSC)の衝撃的な初優勝で幕を閉じたが、2018年のフィギュア界の熱い戦いはまだ続く。20日開幕の全日本選手権と同様、大きな注目を集めているのがロシア選手権(20日開幕)だ。ロシアのトップスケーター達が一堂に会するビッグイベントには、平昌五輪金メダリストでGPファイナル2位のアリーナ・ザギトワ、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワらが出場。今季不振が続くメドベージェワに対し、同国の名コーチが復活のカギを提言している。
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エリザベータ・トゥクタミシェワこそ肺炎のため欠場するが、ジュニアを含めたロシアのトップスケーターがそろう中で、“女王”は復活を果たせるのか。長野五輪男子金メダルのイリヤ・クーリック、1999年の世界選手権金メダリストのマリヤ・ブッテルスカヤらを指導した経験を持つヴィクトル・クドリャフツェフ氏が、ロシアメディア「R-sport」に語っている。
メドベージェワは今季スケートカナダで3位、フランス国際で4位に終わり、出場2大会連覇していたGPファイナル出場権を逃した。
「メドベージェワは、1つに必ず複雑性を得る必要がある、なぜなら彼女のプログラムはこの基準においてアリーナとキヒラのプログラムに負けているから。2つ目にジェーニャは滑りにスピードを、そしてすべてのエレメンツに軽やかさを加えることが必要だ、特にジャンプに」と同氏は指摘している。