宇野昌磨、逆転Vならず 合計275.10点で2年連続2位 世界王者チェンが連覇達成
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日(日本時間8日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)は合計275.10点で2位となった。SP1位の世界選手権覇者ネイサン・チェン(米国)が合計282.42点で2連覇を飾った。
GPファイナル男子フリー
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日(日本時間8日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)は183.43点をマーク。合計275.10点で2位となった。SP1位の世界選手権覇者ネイサン・チェン(米国)が189.43点をマークし、合計282.42点で2連覇を飾った。
宇野は冒頭の4回転サルコウは着氷が乱れたが、続く4回転フリップ、4回転トウループは綺麗に着氷。中盤はキレのあるスピンを披露し、4回転―2回転のトウループ、3回転アクセルも決めた。後半に3連続ジャンプで手をつく場面もあったが、なんとか粘ってまとめ切った。滑り切ると、表情にはやり切った充実感が浮かび、熱狂に沸く会場に笑顔で応えた。
しかし、SP1位のチェンには及ばず、惜しくも優勝を逃した。昨年に続く2年連続2位となった。
【GPファイナル男子結果】
1位 ネイサン・チェン(米国)282.42点
2位 宇野昌磨(日本)275.10点
3位 チャ・ジュンファン(韓国)263.49点
4位 ミハル・ブレジナ(チェコ)255.26点
5位 キーガン・メッシング(カナダ)236.05点
6位 セルゲイ・ボロノフ(ロシア)226.44点
(THE ANSWER編集部)