井上尚弥の米上陸戦で完敗ニエベスが持論「ロマゴンもみんなこの男から逃げていた!」
持論を主張「これらのファイターがみんな、この男から逃げている!」
「みんな、ナオヤ・イノウエ相手の敗北を話題に持ち出してくる。みんなと同じように初回ノックアウトされなかった、と。エストラーダ、チョコラティート、クアドラス、これらのファイターがみんな、この男から逃げているんだぞ!!」
井上は5月のバンタム級転向初戦で10年間無敗だったWBA王者ジェイミー・マクドネル(英国)を初回KO。10月のWBSS初戦では元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)も初回に最初に放ったワンツーで失神させた。王者相手に2戦合計182秒という瞬殺劇を繰り広げた井上相手にニエベスは6回まで粘った格好だ。
元WBA・WBO世界フライ級スーパー王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、「ロマゴン」の異名で知られるニカラグアの英雄ローマン・ゴンザレス、元WBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ)という歴戦の勇者ですら、井上戦を避けていたと持論を主張している。
スーパーフライ級は強すぎるゆえに相手が決まらなかった井上。そんな最強の男からニエベスは逃げなかった。完敗こそ喫したが、それはある意味、勲章と言えることなのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)